フレンチで肉料理が食べたいと思ったときに、ボクが真っ先に駆け込むお店。料理はプリフィックスのコースのみなのですが、そのメニューの選択肢には存在しないのが、こちらのハンバーグ。厨房がヒートしてない限りはリクエストに応えてくれる。その日に仕入れている最高のお肉の塊にザクザクと包丁を入れ、刻み、作り上げられる。いい意味で毎回味が変化するんです。ケッパーが効いた肉のタルタルを焼いてハンバーグステーキにすることもある。その理由はシェフ木下さんがお客様の好みや気候によって、アレンジしてくれるから。使われている素材はフレンチなのに、どこか家庭的で懐かしく感じるのはこのためだ。噛み締めれば噛み締める程、お肉の旨味を感じる。粗挽きが細か過ぎず、ゴロゴロとした食感も楽しめ、何よりも肉の旨味が味わえる、ザ・肉ハンバーグだ!